難解な言葉で、固い文章で書かれることの多い陽明学本。初心者が読みやすい本、少し分かってきたら読む本、主観ですが紹介します。
(ワニプラス) 林田明大
読みやすさ ⭐️⭐️
充実度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「歴史的な一冊!」
難解だとされた陽明学の魅力を見事に現代に紹介した、歴史的な一冊。陽明学の要諦である「知行合一」が平易に解説される。「良知」に気がついた人には必携。海外でも出版される東洋の至宝的一冊。
(ワニプラス) 林田明大
読みやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️
充実度 ⭐️⭐️⭐️⭐️
「現代日本の源!?」
江戸幕末に雲霞のごとく現れた英雄たちの超人的な行動力や発想力の源には陽明学があった。
世界の資本主義とは異なる合本主義と呼ばれた公共性のある日本型資本主義を作り上げた渋沢栄一のバックボーンはいかにして作られたがわかる一冊。渋沢の後を追うのではなく、渋沢の求めた境地を追うべし。
(祥伝社 ) 佐久 協
読みやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
充実度 ⭐️⭐️⭐️
「まずは、コレ?!」
高校生に向け解説された孟子の世界。陽明学の中心概念である「良知」や「性善説」理解するのに、これ以上わかりやすい本はない!?首を縦に振り過ぎ、むち打ち注意?!
(晃洋書房 ) 吉田和男
体系的 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
読みやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️
「体系的・論理的」
陽明学の魅力にとりつかれた人が、体系的に一から理解していきたいならこの本。クールな書きくちだが、著者の陽明学を伝えたいと熱い想いが伝わってくる。どこかで陽明学にハマったらその2冊目に読むと、首肯しながら読でんしまうこと間違いなし。
(明徳出版社) 岡田武彦
読みやすさ ⭐️⭐️⭐️
充実度 ⭐️⭐️⭐️⭐️
「カリスマ的1冊」
世界の現代陽明学者たちは、岡田武彦先生を崇めている。それは大学者でありながら、世界に対し、パンクロッカーのような熱さで何かを伝えようとしているからだ。岡田先生は、学者ではない、まさに陽明学者だ。
王陽明 溝口雄三
読みやすさ ⭐️⭐️
格調高さ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「品格高き一冊」
体系的に最初から丁寧に解説される。陽明学を本格的に学ぶなら、辞書的に座右に置く1冊。東大名誉教授というより硬派な陽明学者が書いた伝習録。
(三五館) 林田明大
読みやすさ ⭐️⭐️⭐️
分かり易さ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「復刊、希望!」
伝習録から、大切なポイントを抜き出し、陽明学の根本思想がわかりやすく書かれる。中古でしか買えないのが残念。復刊を切望する。
(明徳出版社) 矢吹邦彦
読みやすさ ⭐️⭐️⭐️
感動・感涙 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「感涙、必至!?」
幕末最大の陽明学者、歴史に埋もれた天才 山田方谷。大政奉還も、奇兵隊もこの人が創案した?!方谷の親友矢吹直次郎の子孫である著者が方谷の多数の手紙を元に方谷の人生を描く。陽明学的小説の傑作。感涙、必至。
(集英社文庫 )北方 謙三
エンタメ度 ⭐⭐⭐⭐⭐
夜更かし度 ⭐⭐⭐⭐⭐
「寝不足必至!?」
陽明学的世界観で、語られる漢たちのロマン。ブッチギリの面白さ、ハラハラドキドキの連続、寝不足必至!?
〔映画〕
出演:阿部サダヲ、瑛太他
エンタメ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
内容充実度 ⭐️⭐️⭐️
「抱腹必至?!」
「無私の日本人」(著者磯田唯道)の映画化。江戸の庶民にとって陽明学がどのように浸透していたのかが良くわかる。
(ちくま新書)渋沢栄一・守屋淳
読みやすさ ⭐⭐⭐⭐
「日本型経営の原点!」
西洋と東洋の資本主義は実は似て非なるモノ。近世最大の儒者にして、最高のビジネスマン。日本資本主義の父を呼ばれる渋沢栄一の考えがわかりやすくまとめられている。超グローバル化世界で日本人のアイデンティティを取り戻す一冊。
(東洋経済新報社)田中一弘
腑に落ちる ⭐⭐⭐⭐⭐
現代の、
論語とそろばん
東洋哲学はただの理想論、道徳ではないとロジカルの説明されたのは、渋沢栄一以来かもしれない。学会を揺さぶる衝撃の一冊。
(日本法令)下田直人・日比野大輔
読み易さ ⭐⭐⭐
実用度 ⭐⭐⭐⭐⭐️
「トラブルが嘘のよう
に無くなる!?」
王陽明は、地方自治の達人であった。良心の働きに着眼すれば、嘘みたいに労使関係が変わる。陽明学の叡智を経営に落とし込んだ革命的とも呼ばれた就業規則・組織作りと、その実践例ともに書かれた一冊。
超店舗▶️
(樹福書院)矢崎勝彦
読み易さ ⭐⭐⭐️
衝撃度 ⭐⭐⭐⭐⭐️
「ノーベル賞を3度とるほどの天才?!」
著者 矢崎勝彦氏は株式会社フェリシモの実質の創業者であり、日本の通販の先駆者。経済人でありながら、学者から彼が本気になればノーベル賞を3回は取れると言われる。
企業・商業が世界を幸せにできる可能性がわかる著書。経営者必読の書だ。
(徳間文庫)秋山利輝
読みやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
泣ける ⭐️⭐️⭐️
「日本型教育の教科書!」
中国語に翻訳され、同国で大きな注目を集めている。皇室御用達の家具製作会社秋山木工。若き職人の技能を競う技能五輪では例年同社の丁稚と呼ばれる若者がメダルを独占する。日本型人材育成が最もピュアな形で残ると言われる同社の若者育成の日常が描かれる。
アービンジャー-インスティチュート
気づき度 ⭐⭐⭐⭐⭐
活用度 ⭐⭐⭐⭐
「心が嘘のように晴れる?!」
問題は、自分の良心に嘘をついていたからか!?生き方が変わるかもしれないベストセラー。職場や家庭で人間関係に悩む人にオススメ。ささくれ立った心が嘘みたいに晴れやかになります。良知と良心の働きが腹に落ちる良書。
(致知出版)中桐万里子
読み易さ ⭐⭐⭐⭐⭐️
あったかさ⭐⭐⭐
「思わず笑顔になる?」
名もなき、学なき私たちの心にどうしてこんな響くのだろう?悩み・苦しんでいた人々に顔をあげさせ、笑顔で明日へ歩み始めさせた二宮尊徳。彼の言葉に触れると「そりゃあ、そうなるな」と納得してしまう。二宮尊徳七代目子孫の著者が、一家に伝わる金次郎の言葉をまとめたちょっとずつ、ゆっくりと、何度も読み返したくなる一冊。