陽明学の実践哲学であることを決定づけた有名な伝習録の冒頭に記された最愛の弟子徐愛とのやりとり。
伝習録。徐愛の序。
明末、政治は乱れ、賄賂、策謀にあふれた官僚たちを見て、陽明と弟子が語りあう。
知行合一とは何か?
俺のやりたいこと何なのか?何のために生まれたきたのか?
志とは?天理とは?

親のゆきすぎた愛情が社会を悪くする。過ぎたることが問題を起こす。
溺愛。未発の中とは?
王陽明が天才であることがよくわかる。脳科学的な理解も見られる東洋哲学の叡智
心とはとは何か?陽明学の中心的概念
学歴社会の中で、他者評価を気にし過ぎ、心を磨くことを忘れてしまっていることを王陽明は指摘する。
学歴社会の弊害を説いた警世の名文。